入浴中、背中を触った手が皮膚に軽いふくらみがあることに気づく。押すとやや痛い。コレ、何?放っておいても、大丈夫?何科に行けばいい??
皮膚にできた大きなできもの。それ、粉瘤かもしれません。余談ですが、昔話の「こぶとりじいさん」に出てくる優しいおじいさんの頬の大きなできものは、一説には粉瘤だったのではないかと言われています。
かよねこは2010年晩秋に背中に粉瘤を発見し、近くの皮膚科を受診すると切開法で治療されました。この経験をもとに、粉瘤をみつけたときの対応についてお話します。

初診時に、すぐに医師が皮膚を切開して、膿状の中身を出しました。「もっと、早く来たら良かったのに」と医師に言われましたが、そんなの無理でした😞
そして別の日に再手術して、体の中から粉瘤の袋を摘出しました。

再術後は切開した傷痕が痛くて、歩くとさらに痛みが増したよ。そして、今でも背中に大きな傷跡が残ってるんだ💦

「切開法」の他に「くりぬき法」という術式もあるんだね!
粉瘤とは?
粉瘤とは何か?症状の進行についても、ご説明します。
- 表皮と呼ばれる皮膚の表面の層が何かの拍子に真皮の中に入り込み、袋状になって垢などの老廃物を溜め込み、どんどん肥大化していきます。
- 進行すると、赤く腫れて痛むようになります。
- 放置すると袋が自壊し破裂します。
全身のあらゆる箇所の皮膚にできますが、顔、首、背中に多く発生します。背中など目の届きにくい箇所にできると、気づいたときには進行して大きくなったり炎症を持ってしまっていることがあります😞

放置していたら、決して良くはならないんだね
何科に行けばいい?
皮膚にしこりを見つけたら、とにかくすぐに皮膚科を受診しましょう。
しこりが粉瘤であった場合、医師によって治療に対する考え方が多少違うようです。かよねこは当時、粉瘤について全く知らなかったので、近くの年配の皮膚科医を慌てて受診し、オーソドックスな切開法で治療しました。
術式によっては、大きく傷痕が残ります。あらかじめ医院のウェブサイトで、粉瘤についてどういった治療を採用しているかを調べ、医師を選定してから受診することをおススメします。
はなふさ皮膚科のウェイブサイトをぜひ参考にしてください。とても分かりやすいだけでなく、医師が動画でも粉瘤とその治療法について説明しています。

ふだんから粉瘤について知っておくと、いざというとき慌てず最適な治療が受けられるね!

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