第一段階の技能教習のみきわめでA判定をもらい、学科測定で80点以上を取得すると、第二段階に進みます。第一段階では場内をゆっくり走り、同じ運転技術を繰り返し練習しましたが、第二段階は技能教習の内容が多彩になります。そのぶん、気を付けることも増えます。1週間で教習所を卒業した、かよねこの体験を順にお話ししましょう。
3日目午後~
午前の学科測定をパスしたら、午後からいよいよ第二段階です。
この日は午前中に、既に第一段階の技能教習を2時間も受けていたので、午後は学科のみ3時間教習しました。
学科教習の1時間目は、初日に受けた適性検査の結果を見ながらの、危険予測ディスカッションです。


意外に褒めてくれてて、なんか嬉しい♪
3日目は、9:20~17:20まで教習がありました。
4日目
二種免許の学科では、6時間にわたる応急救護の受講が必須です。
畳のある部屋に、普通二種だけでなく大型二種の教習生も集まり、テキストに沿った学習をした後、心肺蘇生(心臓マッサージ)と包帯法の実技を練習します。
9:20~16:10までぶっ通しで学科教習(応急救護)を受けた後、午後からいよいよ第二段階の路上教習(3時間)です。
1時間目は駅前の街中(夕暮れ時)、2時間目は臨海の工業地区、3時間目は1時間目と同じ駅前の街中(夜間)でした。

第二段階の技能教習は、運転する時間が意外に少ないんだっけ?

そうだよ!10時間のうち、半分はシュミレーション授業やグループでの教習なんだ。
次にマンツーマンで教習車に乗ったのは、6日目の1時間と最終日のみきわめだったよ。
3時間目の路上教習が終わると、20:20。4日目は9:20~20:20まで、まる一日教習所にいました。
5日目
5日目は、13:20から教習が始まりました。
家でゆっくり過ごしていた訳ではなく、翌日(6日目)の学科測定の勉強に必死でした。80点以上でパスしなければ、最終日(7日目)の卒業検定を受けることが出来ません。
学科教習を2時間受講した後、技能教習が3時間(+セット学科1時間)あります。
技能教習1時間目
技能教習の1時間目に、シュミレーション授業を初めて体験しました。

ごっついマシンに、驚いたよ!
担当教官は入所式と同じユニークなA教官で、「シュミレーションマシンを使うと酔いやすいから」と、次のアドバイスをくれました。
- Lなどの低速で走行する
- 画面をガン見しない
- 右左折でハンドル操作する時や停止時に酔いやすいので注意
- 無理して長時間の連続走行をせず、気分が悪くなりそうになったら中止する

かよねこは連続10分程度が限界だったね💦

次に路上教習があるときや帰宅直前は、体調崩さないよう注意して。
技能教習2時間目
技能教習2時間目は、路上教習+セット学科で合計2時間ありました。
二種免許で同じ日に入所した3人が教官1人と一緒に、1つの教習車に乗ります。それぞれ15分ずつ運転
して、順に他の2人と後退し、お互いの運転技術を紙に評価します。

他の教習生が運転する車に乗ると、半人前ドライバーのクセやGを体験することができて、とても貴重だったよ。
路上から教室に戻ると、他の教習生の運転で気になったことを互いに発表し、教官も含めて皆でディスカッションしました。
かよねこが注意されたこと
- キープレフトできていない→自転車をかわしたら、元の位置に戻ること
- 左折時にやや急でフラツキあり→もっとゆっくり徐行し、巻き込み確認はすばやく行ってハンドル戻しが遅れないように
- 歩道前では減速できていたが、脇道に対してはアクセルを戻しただけだった→脇道あるときも減速する
他の教習生が注意されたこと
- 右左折時、自転車や歩行者がいたら、徐行ではなくしっかり一時停止する(歩行者妨害になる)
- 広い交差点は、黄色信号(「止まれ」です)で急ブレーキにならないよう注意。停止線を越えて停止してしまったら、バックミラーで後ろの状況を見て、できそうなら後退する。後退が無理でも、後ろの状況確認は必ず行う→減点が変わってくる!
ディスカッションの後、障害のある乗客への対応を学び、教習生でペアになって、目の見えない人を2階の教室から1階エントランスまで誘導する実習も行いました。
技能教習3時間目
3時間目は、シュミレーション授業の2時間目でした。
担当教官は一時間目のA教官ではなく、マニュアル通りの真面目な教官でしたが、マシンを運転中はまめに、「気分が悪くないか?」と気遣ってくれました。

それでも、シュミレーション授業が20:20に終わって帰るとき、運転中はずっと気分が悪かったよ💦
明日の学科測定の勉強に、技能教習のシュミレーション授業にと、大きく翻弄された5日目の教習時間は、13:20~20:20でした。
6日目
6日目は14:20の学科測定から始まり、その後は技能教習を3時間受講しました。
1時間目は普通二種の教習生3人で、「タクシーの後部座席のドアを開閉する装置」の操作を体験しました後、臨海の工業地区を交替で運転しました。
2時間目は、担当が真面目な方の教官による、最後のシュミレーション授業。
そして3時間目にして、2日ぶりにマンツーマンの路上教習に行きました。ところがココで、自分の運転技能に妙な疑問がわいて、調子がくるってしまったのです。

目標(ポール)に合わせた停止の技能で、自分が考えてた位置と実際が違うことを、教官に指摘されたんだ。
このことで、車窓から見える状況の認識に、自信がなくなってしまいました。
7日目(最終日)
昨日の最終授業で不安になってしまったので、朝、教習に行く前に、自家用車で「目標に合わせた停止」の練習をしました。そのお陰で、この技術についてはコツを掴みましたが、教習所でしか練習できない縦列駐車は不安なまま。
結局、1時間目の技能教習でみきわめはクリアーしたものの、ほぼ感覚で行っていた縦列駐車は自信がありませんでした。
ここでYouTube動画を見れば良かったのかもしれませんが、卒業検定の待ち時間に同じ普通二種のグループの1人にコツを聞いてしまいました。彼はあまりに縦列駐車ができないので、目印になるポールの位置や操作法を、教官に詳しく教えてもらったそうです。
そして、想像だけで理解したワザを卒業検定でぶっつけ本番で使ってしまったので、試験中に縦列駐車で訳が分からなくなりました。何とか切り返してOKはもらえたものの、ギリギリでの合格だったと思います。

ぶっつけ本番のワザは、却って危険だね💦
でも、何とか最短の1週間で合格できて、よかった!

検定に落ちたら、技能教習を1時間受けてから再試験だよ。
検定日は週に3日ほどしかないから、卒業がずっと先になってしまうね。
次の記事では、「教習中に受けた要注意ポイント」や、「一発試験か教習所利用の比較」についてお話しします。

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